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20130430「神の手」 久坂部羊

久坂部羊が『神の手』で扱っているのは、安楽死の是非です。これは喫緊の問題だと思われますが、日本で進展は余り見られません。DPで森鷗外の『高瀬舟』を学ぶことがありますが、これも正に安楽死の問題そのものであり、鷗外自身も娘の安楽死について悩んだ経験がありました。きっと患者本人はさほど大きな問題ではないのでしょう。苦しみが大きく苦痛が耐えられないほどならば、安楽死を願うのは当然です。問題は身近な人たち、家族です。家族は親しい人に少しでも長く生きていてほしいと考えるでしょう。それは当然ですが、本人の苦しみが大きい時、それは家族のエゴではないかという問いが生まれます。自分たちの心の安寧のために本人を犠牲にしていないか、これが一番難しい問題だと思われますが、皆で考え議論すべき重要なテーマでしょう。...


Tags: 授業のアイディア、読書空間、『神の手』、久坂部羊

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