20101024『対談 現代詩入門』 谷川俊太郎 大岡信
大岡信と谷川俊太郎は友人でした。先に大岡が逝き、先日谷川も旅立ってしまいました。二人とも詩を身近なものにするために種々の工夫をしていました。大岡は詩人であり評論家でもありましたが、特に彼の文学評論は鋭く説得力のあるものでした。谷川は「現場」を大切にした詩人でした。「書を捨てよ、町へ出よう」と言ったのは寺山修司でしたか。谷川は正にそれを実践していました。人と交わり学校を訪問し、多くのイベントで活躍して、詩は決して高尚で近づきがたいものではないことを証明してくれました。そんな二人の対談は非常に興味深いものです。今から40年前にこのようなことを考えていたのは素晴らしいですし、特に若者に対する鋭い評価は今を捉えるのに役立ちます。...