20080927『レトリックのすすめ』 野内良三
IBの指導者、学習者にとって「レトリック」というのは非常に需要な要素です。またDP文学コースで分析する「レトリック」は対句、比喩、頭韻などの狭義のものだけではなく、効果的な作者の工夫であればどんなものでも分析、考察の対象となります。つまり作者が何らかのメッセージを読者に伝えるためにしている工夫は全て「レトリック」と考えて良いという事です。決まり切ったものを暗記して分析にあてはめるのは少々退屈ですが、無限の広がりを持った世界を探求するための「道具としてのレトリック」は楽しいものであり、ある意味冒険のための必須アイテムです。本書はレトリックを列挙して簡単な説明をする多くの同類書とは一線を画しています。きちんと文の前後関係を解説し、レトリックの本質を教えてくれます。是非ご一読ください。 国際バカロレア(International...