20080226『ワインと外交』 西川恵
お客様を自宅に招く時、どんなワインを出すかは非常に悩ましい所です。もちろんこちらの予算も限られていますし、相手の好みが分からない時もあります。庶民でも悩むのに、これが国のお付き合いだとどうなるのか、非常に興味深いものがあります。西川恵には『エリゼ宮の食卓』という著作があり、ここではフランスの大統領府(エリゼ宮)に招かれた人たちがどのようなワインでもてなされたかが紹介されています。当然そこには、招待された人をフランス大統領がどのように考えているかということが透けて見えます。日本の首相達にはどのようなワインが供されたのか、是非ご一読いただきたい所ですが、本作『ワインと外交』はその世界版です。たかがワイン、されどワインで、その国の政治哲学が見えて来ます。 パリに住んでいるせいもあるのかもしれないが、我が家はお客さんが多い。旧生徒、知人、友人、親戚etc...