随筆・評論演習問題5
「設問つき文学分析」の試験準備は、各ジャンルの文章について演習問題を数多く実践することが重要です。ここでは典型的な演習問題を提示しますので、しっかりと分析して答案を作成してみて下さい。解答例も掲載しますが、評価規準に沿って採点してみることも重要です。 試験問題一 随筆・評論 演習問題五 外国語で創作するうえで難しいのは、言葉そのものよりも、偏見と戦うことだろう。外国語とのつきあいは、「上手」「下手」という基準で計るものだと思っている人がドイツにも日本にもたくさんいる。日本語で芸術表現している人間に対して、「日本語がとてもお上手ですね」などと言うのは、ゴッホに向かって「ひまわりの描き方がとてもお上手ですね」と言うようなものでとても変なのだが、まじめな顔をしてそういうことを言う人が結構いる。創作者が外国人だと、急に、「上手」「下手」という基準で見てしまうらしい。...