Assessment
試験問題1(Paper 1) 生徒用
「試験問題1 設問つき文学分析」(Paper 1)は、学んだ4つの文学形式(随筆/評論、物語/小説、詩歌、戯曲)のうち2つの文学形式から出題されます。何が出るかは分かりません。ある年は評論と戯曲が出たり、次の年は小説と詩が出たりと、規則性はありません。ですから、4つの文学形式の特徴をしっかりと掴み、何が出ても大丈夫なように練習を積んでおくことが重要です。 2つの文章には、それぞれ技法または形式に関わる一つの「考察を促す問い」がついています。この問いを中心にして、文章を分析していきます。IBの規則では「この問いに答えることが必須ではありません」となっていますが、もしこの問いを使用しない場合は、自分で技法または形式に関わる「考察を促す問い」を設定して、その理由も述べなくてはいけないので、時間がかかりより難しくなります。従いまして、一般的にはIBが設定した問いを使用する受験生がほとんどです。
試験問題2 (Paper 2) 生徒用
試験問題2(Paper 2) 比較小論文 「文学 Lit」と「言語と文学 LAL」共通(HL、SLでも共通)で4つの一般的設問が出題され、その中から一つを選択し、学んだ文学作品のうち、HLエッセイおよび個人口述(IO)で使用していないもの2冊を使用して論じます。制限時間は1時間45分で、評価規準も2つのコース及び2つのレベルで共通となっています。 答案の長さに制限はありませんが、原稿用紙(400字)5〜7枚程度を目安とすると良いでしょう。
個人口述(IO) 生徒用
IO個人口述(IO) 【試験時間】15分 10分間で準備した解説を終え、その内容に関して教師が5分間質問をします。 持参できるものは、2つの抜粋文(翻訳文学と日本文学、それぞれの作品から40行以内)とアウトライン(IB指定用紙に箇条書きで10点メモできます)です。 【グローバルな問題】 二つの作品を論じるために「グローバルな問題」を設定する必要がありますが、「グローバルな問題」とはどのようなものなのか明確に理解することが大切です。これは、広範な規模で重要性を持ち、国境を越えて存在し、地域の日々の生活に影響を及ぼすようなものです。例えば家族の問題を取り上げようとした時に、「日本における少子化の原因」などとしてはいけません。「国境」を越えて存在する問題を設定しなくてはいけないからです。もちろん他の国でも少子化が問題となっている場合はありますが、ではアフリカやインドではどうでしょうか。まだ少子化の現象はあまり見られないはずです。殆どの国で問題となっている事象でないといけません。
HLエッセイ 生徒用
HLでは授業で学習した作品について「探究の道筋」を決めて、2,400〜3,000字の小論文を書くことが求められています。どの作品を選択しても良いですが、個人口述に使用した(する予定の)ものや、比較小論文(Paper 2)で使用する予定の作品は使えません。 「探究の道筋」は多くは疑問文として表現されますが、文学的分析を導くものでなくてはいけません。また広過ぎても不適切となります。例えば以下のようなものは適切とは言えません。