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Paper 2 比較小論文
Paper 2 比較小論文 解答例(演習問題⑩)
Paper 2(試験問題2)とはどのような試験なのか。準備はどのように進めていくのか。試験で注意すべき点は。このような疑問について明確に説明します。また実際に出題されるような設問を示し、解答例(教師のみ)も掲載します。 この設問の解答例は、作品毎に論じるのではなく、共通点と相違点とを中心にした形で示します。 【解答例】 誰にとっても夢を持つことは人生の重要な要素であろうが、それは文学作品においてどのように描かれ、夢の果たす役割はどのようなものであろうか。安部公房の『砂の女』と大江健三郎の『個人的な体験』においては、主人公たちが夢を持ち、夢の実現に向って格闘する姿が描かれている。...
Paper 1 設問つき文学分析
戯曲演習問題1
「設問つき文学分析」の試験準備は、各ジャンルの文章について演習問題を数多く実践することが重要です。ここでは典型的な演習問題を提示しますので、しっかりと分析して答案を作成してみて下さい。解答例も掲載しますが、評価規準に沿って採点してみることも重要です。 試験問題一 戯曲 演習問題一 所 或るデパアトメントストアの屋上庭園時 九月半ばの午後 二組の夫婦が一団になつて、雑談を交してゐる。一方は裕福な紳士令夫人タイプ、一方は貧弱なサラリイマン夫婦を代表する男女である。男同士は極めて親しげな様子を見せてゐるに拘はらず、女同士は、互に打解け難い気持を強ひて笑顔に包んでゐるといふ風が見える。...
Paper 2 比較小論文
Paper 2 比較小論文 演習問題例
Paper 2(試験問題2)とはどのような試験なのか。準備はどのように進めていくのか。試験で注意すべき点は。このような疑問について明確に説明します。また実際に出題されるような設問を示し、解答例(教師のみ)も掲載します。 比較小論文演習問題例 比較小論文(Paper2)では4つの設問が出題されます。その内一つを選択し、二つの文学作品を引用し、相違点、共通点を明確にしながら論じます。演習するためには、過去問を使用するのも効果的でしょうが、それだけでは不足です。生徒が考えたり、教師が考えたりして、多角的な演習問題に取り組んでみて下さい。...
IO 個人口述
IO個人口述 評価規準の理解と注意点
個人口述は色々と事前に準備できますが、その利点を活用して、グローバルな問題の選択、作品の選択、抜粋文の選択、アウトラインの作成等をしっかりとすることが重要です。教室で本番の練習はできませんが、自宅で一人ですることは可能ですので、練習を録音して聞いてみるのも良い方法です。評価規準ではどのような事に注意すべきか解説します。 【評価規準A:知識・理解・解釈】10点 抜粋部分や作品についての知識・理解・解釈がどの程度できているか判断されます。生徒が解説することのできる時間は10分(SSSTの場合は質問がないので15分)ですが、その中に序論と結論が入るので、本論にかけられる時間は2冊合計で8分程度です。1冊ですと4分で、作品全体と抜粋文の両方をバランスよく論じると、2分ずつという事になります。2分で知識・理解・解釈を示すためには、無駄なことは一切話せません。...
Paper 2 比較小論文
Paper 2 比較小論文 解答例(演習問題⑥)
Paper 2(試験問題2)とはどのような試験なのか。準備はどのように進めていくのか。試験で注意すべき点は。このような疑問について明確に説明します。また実際に出題されるような設問を示し、解答例(教師のみ)も掲載します。 演習問題を使用して解答例を示します。重要なのは二作品の比較をして、共通点や相違点を明確にすることです。 この課題で注意すべき点は「描かれ方」と「効果」の二つの要素についての考察が求められていることです。それをしっかりと示しながら二作品の比較考察をすることが大切です。...
Paper 1 設問つき文学分析
Paper 1 設問つき文学分析 評価基準の理解と注意点
Paper 1 (試験問題1 設問つき文学分析)は、未見の文章について与えられた設問に沿って(設問を自分で設定することも可能です)分析して、考察する課題です。SLは選択肢がありますが、HLは2つとも分析しなくてはならないので、難易度が高くなっています。評価規準を良く理解して特徴を把握して、素早く分析していくことが重要です。また、SLとHLで評価規準は同じです。つまりSLとHLの差別化は評価のレベルではなく、選択肢があるかどうかということと、制限時間が1時間15分と2時間15分の違いです。...
初めに
このサイトについて
このサイトの目的は「IBDP 日本語A 文学(Literature)」の教員に、役立つ情報と資料を提供することです。また「言語と文学(LAL)」のプログラムでも文学は必修ですし、Paper 2は同じ内容の試験ですので、LALの教員にも役立つような内容になっています。 文学を「教える」というIBのプログラムは素晴らしいものでありながらも、教員は試行錯誤を繰り返しながら生徒の指導方法について日々悩んでいるはずです。テクストの選択、読み方(読ませ方)、試験の準備、本番での注意、等どれを取っても一つの完成形はありません。生徒と共に悩みながら教員も成長していくのが、IBの本来の姿です。その一助になることを目標にしています。...
HL エッセイ
HLエッセイ 評価規準の理解と注意点
HLエッセイの特色の一つは「探究の道筋」ですが、この小論文を作成する、指導するにあたっての重要点は、評価規準を正しく理解することです。選択した「探究の道筋」によっては、点数を取りにくい評価規準もあるので、対処法も含めて詳しく解説します。 【評価規準A:知識、理解、解釈】5点 この評価規準では大切なことが2つあります。一つは「知識・理解」だけでは2点までしか取れず、「解釈」を示して初めて3点以上が取れるということです。もう一つは、それらの要素が全て「探究の道筋に関して」という条件に縛られていることです。...
Paper 1 設問つき文学分析
物語・小説演習問題1
「設問つき文学分析」の試験準備は、各ジャンルの文章について演習問題を数多く実践することが重要です。ここでは典型的な演習問題を提示しますので、しっかりと分析して答案を作成してみて下さい。解答例も掲載しますが、評価規準に沿って採点してみることも重要です。 試験問題一 物語・小説 演習問題一 山椒魚は悲しんだ。 彼は彼の棲家である岩屋から外に出てみようとしたのであるが、頭が出口につかえて外に出ることができなかったのである。今はもはや、彼にとっては永遠の棲家である岩屋は、出入口のところがそんなに狭かった。そして、ほの暗かった。強いて出ていこうとこころみると、彼の頭は出入口を塞ぐコロップの栓となるにすぎなくて、それはまる二年の間に彼の体が発育した証拠にこそはなったが、彼を狼狽させ且つ悲しませるには十分であったのだ。...
Paper 2 比較小論文
Paper 2 比較小論文 改訂版評価規準の理解と注意点(2026年5月試験から適用)
2024年9月の新学期から、Paper 2 比較小論文の改訂版評価規準(25点満点)が導入されました。そして、2026年5月試験から、この改訂版評価規準で採点が始まりました。改訂版の重要点と注意点を解説します。 評価規準の改訂版は2024年夏に発表されましたので、5月受験の学校は2024年9月からこの評価規準が導入され、2026年5月試験から適用されました。11月受験の学校は、最初の試験が2026年11月となります。...